○八戸圏域水道企業団議会の個人情報の保護に関する条例施行規程

令和5年3月31日

八戸圏域水道企業団議会規程第1号

(用語)

第2条 この規程において使用する用語は、条例において使用する用語の例による。

(個人識別符号)

第3条 条例第2条第2項の議長が定める文字、番号、記号その他の符号は、次に掲げるものとする。

(1) 次に掲げる身体の特徴のいずれかを特定の個人を識別することができる水準が確保されるよう、適切な範囲を適切な手法により電子計算機の用に供するために変換した文字、番号、記号その他の符号

 細胞から採取されたデオキシリボ核酸(別名DNA)を構成する塩基の配列

 顔の骨格及び皮膚の色並びに目、鼻、口その他の顔の部位の位置及び形状によって定まる容貌

 虹彩の表面の起伏により形成される線状の模様

 発声の際の声帯の振動、声門の開閉並びに声道の形状及びその変化

 歩行の際の姿勢及び両腕の動作、歩幅その他の歩行の態様

 手のひら又は手の甲若しくは指の皮下の静脈の分岐及び端点によって定まるその静脈の形状

 指紋又は掌紋

(2) 健康保険法(大正11年法律第70号)第3条第11項に規定する保険者番号及び同条第12項に規定する被保険者等記号・番号

(3) 船員保険法(昭和14年法律第73号)第2条第10項に規定する保険者番号及び同条第11項に規定する被保険者等記号・番号

(4) 旅券法(昭和26年法律第267号)第6条第1項第1号の旅券の番号

(5) 出入国管理及び難民認定法(昭和26年政令第319号)第2条第5号に規定する旅券(日本国政府の発行したものを除く。)の番号及び同法第19条の4第1項第5号の在留カードの番号

(6) 私立学校教職員共済法(昭和28年法律第245号)第45条第1項に規定する保険者番号及び加入者等記号・番号

(7) 国家公務員共済組合法(昭和33年法律第128号)第112条の2第1項に規定する保険者番号及び組合員等記号・番号

(8) 国民健康保険法(昭和33年法律第192号)第111条の2第1項に規定する保険者番号及び被保険者記号・番号

(9) 国民年金法(昭和34年法律第141号)第14条に規定する基礎年金番号

(10) 道路交通法(昭和35年法律第105号)第93条第1項第1号の免許証の番号

(11) 地方公務員等共済組合法(昭和37年法律第152号)第144条の24の2第1項に規定する保険者番号及び組合員等記号・番号

(12) 住民基本台帳法(昭和42年法律第81号)第7条第13号に規定する住民票コード

(13) 雇用保険法施行規則(昭和50年労働省令第3号)第10条第1項の雇用保険被保険者証の被保険者番号

(14) 高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)第161条の2第1項に規定する保険者番号及び被保険者番号

(15) 日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法(平成3年法律第71号)第8条第1項第3号の特別永住者証明書の番号

(16) 介護保険法(平成9年法律第123号)第12条第3項の被保険者証の番号及び保険者番号

(17) 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(平成25年法律第27号)第2条第5項に規定する個人番号

(要配慮個人情報)

第4条 条例第2条第3項の議長が定める記述等は、次に掲げる事項のいずれかを内容とする記述等(本人の病歴又は犯罪の経歴に該当するものを除く。)とする。

(1) 次に掲げる身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害があること。

 身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)別表に掲げる身体上の障害

 知的障害者福祉法(昭和35年法律第37号)にいう知的障害

 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)にいう精神障害(発達障害者支援法(平成16年法律第167号)第2条第1項に規定する発達障害を含み、に掲げるものを除く。)

 治療方法が確立していない疾病その他の特殊の疾病であって障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号)第4条第1項の政令で定めるものによる障害の程度が同項の厚生労働大臣が定める程度であるもの

(2) 本人に対して医師その他医療に関連する職務に従事する者(次号において「医師等」という。)により行われた疾病の予防及び早期発見のための健康診断その他の検査(同号において「健康診断等」という。)の結果

(3) 健康診断等の結果に基づき、又は疾病、負傷その他の心身の変化を理由として、本人に対して医師等により心身の状態の改善のための指導又は診療若しくは調剤が行われたこと。

(4) 本人を被疑者又は被告人として、逮捕、捜索、差押え、勾留、公訴の提起その他の刑事事件に関する手続が行われたこと。

(5) 本人を少年法(昭和23年法律第168号)第3条第1項に規定する少年又はその疑いのある者として、調査、観護の措置、審判、保護処分その他の少年の保護事件に関する手続が行われたこと。

(個人の権利利益を害するおそれが大きいもの)

第5条 条例第11条の個人の権利利益を害するおそれが大きいものとして議長が定めるものは、次の各号のいずれかに該当するものとする。

(1) 要配慮個人情報が含まれる保有個人情報(高度な暗号化その他の個人の権利利益を保護するために必要な措置を講じたものを除く。以下この条において同じ。)の漏えい、滅失若しくは毀損(以下この条において「漏えい等」という。)が発生し、又は発生したおそれがある事態

(2) 不正に利用されることにより財産的被害が生じるおそれがある保有個人情報の漏えい等が発生し、又は発生したおそれがある事態

(3) 不正の目的をもって行われたおそれがある保有個人情報の漏えい等が発生し、又は発生したおそれがある事態

(4) 保有個人情報に係る本人の数が100人を超える漏えい等が発生し、又は発生したおそれがある事態

2 議長は、条例第11条本文の規定による通知をする場合には、前項各号に定める事態を知った後、当該事態の状況に応じて速やかに、当該本人の権利利益を保護するために必要な範囲において、次に定める事項を通知しなければならない。

(1) 概要

(2) 漏えい等が発生し、又は発生したおそれがある保有個人情報の項目

(3) 原因

(4) 二次被害又はそのおそれの有無及びその内容

(5) その他参考となる事項

(電磁的方法)

第6条 条例第15条第4項に規定する電磁的方法は、次に掲げる方法とする。

(1) 電話番号を送受信のために用いて電磁的記録を相手方の使用に係る携帯して使用する通信端末機器に送信する方法(他人に委託して行う場合を含む。)

(2) 電子メールを送信する方法(他人に委託して行う場合を含む。)

(3) 前号に定めるもののほか、その受信をする者を特定して情報を伝達するために用いられる電気通信(電気通信事業法(昭和59年法律第86号)第2条第1号に規定する電気通信をいう。)を送信する方法(他人に委託して行う場合を含む。)

(匿名加工情報の安全管理措置の基準)

第7条 条例第16条第2項の議長が定める基準は、次のとおりとする。

(1) 匿名加工情報を取り扱う者の権限及び責任を明確に定めること。

(2) 匿名加工情報の取扱いに関する規程類を整備し、当該規程類に従って匿名加工情報を適切に取り扱うとともに、その取扱いの状況について評価を行い、その結果に基づき改善を図るために必要な措置を講ずること。

(3) 匿名加工情報を取り扱う正当な権限を有しない者による匿名加工情報の取扱いを防止するために必要かつ適切な措置を講ずること。

(個人情報ファイル簿の作成及び公表)

第8条 議長は、個人情報ファイル(条例第17条第2項各号に掲げるもの及び同条第3項の規定により個人情報ファイル簿に掲載しないものを除く。次項及び第4項において同じ。)を保有するに至ったときは、直ちに、個人情報ファイル簿(単票)(第1号様式)を作成しなければならない。

2 個人情報ファイル簿は、議会が保有している個人情報ファイルを通じて一の帳簿とする。

3 議長は、個人情報ファイル簿に記載すべき事項に変更があったときは、直ちに、当該個人情報ファイル簿を修正しなければならない。

4 議長は、個人情報ファイル簿に掲載した個人情報ファイルの保有をやめたとき、又はその個人情報ファイルが条例第17条第2項第1号カに該当するに至ったときは、遅滞なく、当該個人情報ファイルについての記載を消除しなければならない。

5 議長は、個人情報ファイル簿を作成したときは、遅滞なく、これを事務所に備えて置き一般の閲覧に供するとともに、インターネットの利用その他の情報通信の技術を利用する方法により公表しなければならない。

6 条例第17条第1項の議長が定める事項は、次に掲げる事項とする。

(1) 条例第2条第5項第1号に係る個人情報ファイル又は同項第2号に係る個人情報ファイルの別

(2) 条例第2条第5項第1号に係る個人情報ファイルについて、第9項に規定する個人情報ファイルがあるときは、その旨

7 条例第17条第2項第1号カの議長が定める数は、1,000人とする。

8 条例第17条第2項第1号キの議長が定める個人情報ファイルは、次に掲げる個人情報ファイルとする。

(1) 次に掲げる者に係る個人情報ファイルであって、専らその人事、給与又は報酬、福利厚生に関する事項その他これらに準ずる事項を記録するもの(に掲げる者の採用又は選定のための試験に関する個人情報ファイルを含む。)

 執行機関の職員又は当該職員であった者

 条例第17条第2項第1号アに規定する者又はに掲げる者の被扶養者又は遺族

(2) 条例第17条第2項第1号アに規定する者及び前号ア又はに掲げる者を併せて記録する個人情報ファイルであって、専らその人事、議員報酬、給与又は報酬、福利厚生に関する事項その他これらに準ずる事項を記録するもの

9 条例第17条第2項第3号の議長が定める個人情報ファイルは、条例第2条第5項第2号に係る個人情報ファイルで、その利用目的及び記録範囲が条例第17条第1項の規定による公表に係る条例第2条第5項第1号に係る個人情報ファイルの利用目的及び記録範囲の範囲内であるものとする。

(個人情報取扱事務登録簿)

第9条 条例第18条第1項の個人情報取扱事務登録簿は、個人情報取扱事務登録簿(単票)(第2号様式)によるものとする。

2 条例第18条第1項の規定による公表は、個人情報取扱事務登録簿(単票)の集合物により行うものとする。

3 条例第18条第1項第8号の議長が定める事項は、次に掲げる事項とする。

(1) 個人情報取扱事務の登録年月日

(2) 個人情報取扱事務の開始年月日

(3) 個人情報取扱事務の外部委託の有無

(4) 条例第2条第5項第1号に係る個人情報ファイル又は同項第2号に係る個人情報ファイルの別

(5) 条例第2条第5項第1号に係る個人情報ファイルについて、前条第9項に規定する個人情報ファイルがあるときは、その旨

(開示請求書)

第10条 条例第20条第1項の開示請求書は、保有個人情報開示請求書(第3号様式)によるものとする。

(開示請求等における本人確認手続等)

第11条 条例第20条第2項第34条第2項又は第41条第2項の規定により提示し、又は提出しなければならない書類は、次の各号に掲げる書類のいずれかとする。

(1) 開示請求書、訂正請求書又は利用停止請求書(次項において「開示請求書等」という。)に記載されている開示請求をする者、訂正請求をする者又は利用停止請求をする者(以下この項及び次項において「開示請求者等」という。)の氏名及び住所又は居所と同一の氏名及び住所又は居所が記載されている運転免許証、健康保険の被保険者証、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第2条第7項に規定する個人番号カード、出入国管理及び難民認定法第19条の3に規定する在留カード、日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法第7条第1項に規定する特別永住者証明書その他法律又はこれに基づく命令の規定により交付された書類であって、当該開示請求者等が本人であることを確認するに足りるもの

(2) 前号に掲げる書類をやむを得ない理由により提示し、又は提出することができない場合にあっては、当該開示請求者等が本人であることを確認するため議長が適当と認める書類

2 開示請求書等を議長に送付して開示請求、訂正請求又は利用停止請求(以下この項及び次項において「開示請求等」という。)をする場合には、開示請求者等は、前項の規定にかかわらず、次に掲げる書類を議長に提出すれば足りる。

(1) 前項各号に掲げる書類のいずれかを複写機により複写したもの

(2) その者の住民票の写しその他その者が前号に掲げる書類に記載された本人であることを示すものとして議長が適当と認める書類であって、開示請求等をする日前30日以内に作成されたもの

3 条例第19条第2項第33条第2項又は第40条第2項の規定により代理人が開示請求等をする場合には、当該代理人は、戸籍謄本、委任状その他その資格を証明する書類(開示請求等をする日前30日以内に作成されたものに限る。)を議長に提示し、又は提出しなければならない。

4 前項の委任状は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める様式によるものとする。

(1) 条例第19条第2項の規定による開示請求 委任状(個人情報に係る開示請求用)(第4号様式)

(2) 条例第33条第2項の規定による訂正請求 委任状(個人情報に係る訂正請求用)(第5号様式)

(3) 条例第40条第2項の規定による利用停止請求 委任状(個人情報に係る利用停止請求用)(第6号様式)

5 開示請求をした代理人は、当該開示請求に係る保有個人情報の開示を受ける前にその資格を喪失したときは、直ちに、書面でその旨を議長に届け出なければならない。

6 前項の規定による届出があったときは、当該開示請求は、取り下げられたものとみなす。

(開示決定等に係る通知)

第12条 条例第25条第1項の議長が定める事項は、次に掲げる事項とする。

(1) 開示決定に係る保有個人情報について求めることができる開示の実施の方法

(2) 事務所における開示を実施することができる日、時間及び場所並びに事務所における開示の実施を求める場合にあっては、条例第30条第3項の規定による申出をする際に事務所における開示を実施することができる日のうちから事務所における開示の実施を希望する日を選択すべき旨

(3) 写しの送付の方法による保有個人情報の開示を実施する場合における準備に要する日数及び送付に要する費用

2 条例第25条第1項又は第2項の規定による通知は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める様式により行うものとする。

(1) 条例第25条第1項の規定による通知 保有個人情報開示決定通知書(第7号様式)

(2) 条例第25条第2項の規定による通知 保有個人情報の開示をしない旨の決定通知書(第8号様式

(開示決定等の期限の延長に係る通知)

第13条 条例第27条第2項の規定による通知は、保有個人情報開示決定等期限延長通知書(第9号様式)により行うものとする。

(開示決定等の期限の特例延長に係る通知)

第14条 条例第28条第1項の規定による通知は、保有個人情報開示決定等期限特例延長通知書(第10号様式)のより行うものとする。

(第三者に対する意見書提出の機会の付与等に係る手続)

第15条 条例第29条第1項の規定による通知は、保有個人情報の開示請求に関する意見について(条例第29条第1項の照会)(第11号様式)により行うものとする。

2 条例第29条第2項の規定による通知は、保有個人情報の開示請求に関する意見について(条例第29条第2項の照会)(第12号様式)により行うものとする。

3 条例第29条第1項又は第2項の規定により意見書の提出の機会を与えられた第三者の意見書の提出は、保有個人情報の開示決定等に関する意見書(第13号様式)により行うものとする。

4 議長は、条例第29条第1項又は第2項の規定により、同条第1項に規定する第三者に対し、当該第三者に関する情報の内容を通知するに当たっては、開示請求に係る保有個人情報の本人の権利利益を不当に侵害しないように留意しなければならない。

5 条例第29条第1項の議長が定める事項は、次に掲げる事項とする。

(1) 開示請求の年月日

(2) 意見書を提出する場合の提出先及び提出期限

6 条例第29条第2項の議長が定める事項は、次に掲げる事項とする。

(1) 前項各号に掲げる事項

(2) 条例第29条第2項各号のいずれに該当するかの別及びその理由

7 条例第29条第3項の規定による通知は、反対意見書に係る保有個人情報の開示決定について(通知)(第14号様式)とする。

(電磁的記録に記録されている保有個人情報の開示方法)

第16条 条例第30条第1項の規定により議長が定める方法は、次の各号に掲げる電磁的記録の区分に応じ、当該各号に定める方法とする。

(1) 用紙に出力することができる電磁的記録 当該保有個人情報が記録されている電磁的記録を用紙に出力したものの閲覧又はその写しの交付

(2) 前号に掲げる電磁的記録以外の電磁的記録 当該保有個人情報が記録されている電磁的記録を専用機器により再生したものの閲覧、聴取又は視聴

2 前項の規定にかかわらず、開示請求に係る次の各号に掲げる電磁的記録に記録されている保有個人情報について当該各号に定める方法による開示を容易に行うことができる場合においては、当該保有個人情報の開示の方法は、それぞれ当該各号に定める方法とすることができる。

(1) 前項各号に掲げる電磁的記録 当該保有個人情報が記録されている電磁的記録を複写したものの交付

(2) 前項第1号に掲げる電磁的記録 当該保有個人情報が記録されている電磁的記録を専用機器により再生したものの閲覧、聴取又は視聴

3 前2項に定める方法による電磁的記録の開示にあっては、議長は、当該電磁的記録の保存に支障を生ずるおそれがあると認めるときその他正当な理由があるときは、当該電磁的記録を複写したもの又は用紙に出力したものの写しにより、これを行うことができる。

(開示の実施方法等の申出)

第17条 条例第30条第3項の規定による申出は、次に掲げる事項を記載した書面(保有個人情報の開示の実施方法等申出書(第15号様式))により行わなければならない。

(1) 求める開示の実施の方法(開示決定に係る保有個人情報の部分ごとに異なる方法による開示の実施を求める場合にあっては、その旨及び当該部分ごとの開示の実施の方法)

(2) 開示決定に係る保有個人情報の一部について開示の実施を求める場合にあっては、その旨及び当該部分

(3) 事務所における開示の実施を求める場合にあっては、事務所における開示の実施を希望する日

(4) 写しの送付の方法による保有個人情報の開示の実施を求める場合にあっては、その旨

2 条例第25条第1項の規定による通知があった場合において、開示請求書に記載された事項を変更しないときは、条例第30条第3項の規定による申出は、することを要しない。

(写しの交付及び送付に要する費用)

第18条 条例第32条第2項の規定により保有個人情報の開示を受ける者が負担しなければならない費用のうち、保有個人情報の写しの交付に要する費用は別表に定めるとおりとし、保有個人情報の写しの送付に要する費用の額は当該送付に要する実費に相当する額とする。

2 前項に定める費用は、事務所における開示の実施にあっては現金により、写しの送付による開示の実施にあっては納入通知書により納付しなければならない。

(保有特定個人情報の写しの交付及び送付に要する費用の減額又は免除)

第19条 議長は、条例第32条第3項に規定する保有特定個人情報の開示を受ける者が、次に掲げる者に該当する場合は、開示請求1件につき2,000円を限度として、保有特定個人情報の写しの交付及び送付に要する費用を減額し、又は免除することができる。

(1) 生活保護法(昭和25年法律第144号)第11条第1項各号に掲げる扶助を受けている者

(2) その他経済的困難により保有特定個人情報の写しの交付及び送付に要する費用を納付する資力がないと認められる者

2 条例第32条第3項の規定による減額又は免除を受けようとする者は、保有特定個人情報の開示に係る費用の減額(免除)申請書(第16号様式)を議長に提出しなければならない。

3 前項の申請書には、開示を受ける者が第1項第1号に該当する場合にあっては当該扶助を受けていることを証明する書面を、同項第2号に該当する場合にあっては当該事実を証明する書面を添付しなければならない。

4 議長は、第2項の申請書を受理した場合において、写しの交付及び送付に要する費用の減額又は免除をするときは、その旨を決定し、保有特定個人情報の開示に係る費用の減額(免除)決定通知書(第17号様式)により当該申請者に通知するものとする。

5 議長は、第2項の申請書を受理した場合において、写しの交付及び送付に要する費用の減額又は免除をしないときは、その旨を決定し、保有特定個人情報の開示に係る費用の減額(免除)をしない旨の決定通知書(第18号様式)により当該申請者に通知するものとする。

(訂正請求書等)

第20条 条例第34条第1項の訂正請求書は、保有個人情報訂正請求書(第19号様式)によるものとする。

(訂正決定等に係る通知)

第21条 条例第36条第1項又は第2項の規定による通知は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める様式により行うものとする。

(1) 条例第36条第1項の規定による通知 保有個人情報訂正決定通知書(第20号様式)

(2) 条例第36条第2項の規定による通知 保有個人情報の訂正をしない旨の決定通知書(第21号様式)

(訂正決定等の期限の延長に係る通知)

第22条 条例第37条第2項の規定による通知は、保有個人情報訂正決定等期限延長通知書(第22号様式)により行うものとする。

(訂正決定等の期限の特例延長に係る通知)

第23条 条例第38条第1項の規定による通知は、保有個人情報訂正決定等期限特例延長通知書(第23号様式)により行うものとする。

(保有個人情報の提供先への通知)

第24条 条例第39条の規定による通知は、保有個人情報提供先への訂正決定通知書(第24号様式)により行うものとする。

(利用停止請求書等)

第25条 条例第41条第1項の利用停止請求書は、保有個人情報利用停止請求書(第25号様式)によるものとする。

(利用停止決定等に係る通知)

第26条 条例第43条第1項又は第2項の規定による通知は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める様式により行うものとする。

(1) 条例第43条第1項の規定による通知 保有個人情報利用停止決定通知書(第26号様式)

(2) 条例第43条第2項の規定による通知 保有個人情報の利用停止をしない旨の決定通知書(第27号様式)

(利用停止決定等の期限の延長に係る通知)

第27条 条例第44条第2項の規定による通知は、保有個人情報利用停止決定等期限延長通知書(第28号様式)により行うものとする。

(利用停止決定等の期限の特例延長に係る通知)

第28条 条例第45条第1項の規定による通知は、保有個人情報利用停止決定等期限特例延長通知書(第29号様式)とする。

(八戸圏域水道企業団行政不服審査会への諮問に係る手続)

第29条 条例第47条第1項の規定による諮問は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める様式により行うものとする。

(1) 開示決定等 諮問書(開示決定等)(第30号様式)

(2) 訂正決定等 諮問書(訂正決定等)(第31号様式)

(3) 利用停止決定等 諮問書(利用停止決定等)(第32号様式)

(4) 開示請求、訂正請求又は利用停止請求に係る不作為 諮問書(開示請求、訂正請求又は利用停止請求に係る不作為)(第33号様式)

2 条例第47条第2項の規定による通知は、八戸圏域水道企業団行政不服審査会への諮問について(通知)(第34号様式)により行うものとする。

(施行の状況の公表)

第30条 条例第52条の規定による議会における法の施行の状況の公表は、前年度における当該状況のうち、次に掲げる事項について行うものとする。

(1) 開示請求の件数及び開示決定等の状況

(2) 訂正請求の件数及び訂正決定等の状況

(3) 利用停止請求の件数及び利用停止決定等の状況

(4) 開示決定等、訂正決定等及び利用停止決定等についての審査請求の件数並びにこれらについての裁決の状況

(5) その他必要と認める事項

1 この規程は、令和5年4月1日から施行する。

2 この規程の施行の際現に議会が保有している個人情報ファイルについての第8条第1項の規定の適用については、同項中「直ちに」とあるのは、「八戸圏域水道企業団議会の個人情報の保護に関する条例施行規程(令和5年八戸圏域水道企業団議会規程第1号)の施行後遅滞なく」とする。

別表(第18条関係)

写しの交付に要する費用

行政文書の種類

写しの種類

費用

文書、図画又は写真

複写機により複写したもの

1枚につき

白黒 10円

カラー 40円

(日本産業規格A3まで)

日本産業規格A3の大きさを超えるものは、当該複写に要する実費に相当する額

フィルム

マイクロフィルム

用紙に印刷したものを複写機により複写したもの

1枚につき

白黒 10円

カラー 40円

(日本産業規格A3まで)

日本産業規格A3の大きさを超えるものは、当該複写に要する実費に相当する額

写真フィルム

印画紙に印画したもの

当該印画に要する実費に相当する額

電磁的記録

用紙に出力したものを複写機により複写したもの

1枚につき

白黒 10円

カラー 40円

(日本産業規格A3まで)

日本産業規格A3の大きさを超えるものは、当該複写に要する実費に相当する額

CD―R(700メガバイトまでのもの)に複写したもの

1枚につき 40円

DVD―RAM(4.7ギガバイトまでのもの)に複写したもの

1枚につき 40円

注 両面に複写され、又は出力された用紙については、片面を1枚として費用を算定する。

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八戸圏域水道企業団議会の個人情報の保護に関する条例施行規程

令和5年3月31日 議会規程第1号

(令和5年4月1日施行)

体系情報
第2章
沿革情報
令和5年3月31日 議会規程第1号